赤也からの手紙




手紙なんて柄じゃないッスよ。

でも・・副部長が書けってうるさいから…

何で手紙なんだろう。

先輩二人にあげるんだったら、

口で言ったほうが早いっつうの。

でもなあ〜

あの先輩たち二人を目の前にして、

ちゃんと言えっかなぁ〜。

うわっ、考えただけで怖いッスよ…。

ま、とりあえず、適当に書きゃいっか。

何を書けばいいんだ? 

先輩についてでいいのかな?

俺にとっては柳先輩と副部長は本当に尊敬するに値する人だし、俺の目標だし・・・。

俺もあんな風になれたら…いいッスよ。

そうしたら、楽しいだろうな。

強い奴と互角に戦えるってことに…。

あ、こんなこというと、真田副部長。

眉間にシワ寄せて、たるんどるとか、言いそうだから、

この辺で止めておこうっと…。

やっぱり、俺は手紙なんて柄じゃないッスよ…。

先輩たち、恨むッスよ (^)



*追伸

 今度、また試合しましょうね、真田副部長、柳先輩。

絶対ですよ。


今度こそ、二人に勝ってマックをおごってもらいますよ!